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この世でなくならないものは土地について
土地購入は、支出ではあるが経費にならない。
収益物件の購入、経費になるのは建物だけです。
土地は、大家さんとしては、少なくない自分のお金を出しているのに、
経費に出来ないのは、おかしいのではないかと言う声が、
聞こえてきそうです。
地主だったら、土地代はタダなはずだから羨ましい。
そして同時に、土地を持っていない自分たちは、
最初から、すごいハンデを背負っていると思ってしまう。
土地は、経費にならなくいつまでも資産のままです。
この世でなくならないものは土地。
その土地を購入しても、土地という資産が増加するだけです。
つまり、大家さんの収益活動には、変化をもたらさないものです。
しかし経費でないため税金がかかってくる。
土地というものは、貸借対照表の資産に当たります。
その土地は減価償却しないので、
貸借対照表の上でいつまでもその金額が残ります。
土地を取得するのは、少なくないお金を出しているのに、
経費計上できないため、キャッシュフロー上ではマイナス項目になります。
しかも経費計上できないためこの部分に税金がかかってくるのです。
収益物件を購入するときには、土地と建物の合計額を支払います。
会計的な取り扱いで言えば、
土地部分はいつまでも資産、建物部分はすべて経費になります。
土地は、減価償却しませんので、経費とはなりません。
土地は消費しないので、経費にならないってことですね。
一方、建物部分は収益活動のために必要なものを支払ったので経費となります。
賃貸事業を行っていく上で、建物は必要だと考えてるってことですね。
お金が出て行くのは、収益物件全額になりますが、
経費になるのは建物部分のみです。
収益物件がたくさんあって、お金はたくさん出て行くけど、
経費は思ったほど無いのは、土地部分がお金は出て行くけれど、
経費にはなっていないからです。
お金が出て行っても経費にならない支出が増えれば増えるほど、
お金のやりくりと会計・税務上の利益はズレてきます。
いずれにしろ、土地は減価償却しない唯一のもの。
この世でなくならないものは土地だけということになります。